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■試合結果(第2日目)

update : Mon, Dec 25 2017 17:23:20(JST)

第2日目(5/4)第1試合

能代北高校25151426常盤木学園高校
1012

| 個人データ | スコアシート |

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第2日目(5/4)第2試合

能代商業高校26172038弘前高校
918

| 個人データ | スコアシート |

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第2日目(5/4)第3試合

市立柏高校73222470鹿沼東高校
2010
1620
1516

| 個人データ | スコアシート |

 第1Q序盤は鹿沼東がスピードと個人技を生かし先行するが、市立柏は5番太田にボールを集め、インサイドを中心にせめて互角の展開になった。
 第2Qに入ると市立柏の激しいマンツーマンディフェンスに対して鹿沼東は攻め手を欠き、オフェンスがやや単調になる。一方市立柏は5番太田のポストプレー、リバウンドに加え7番青木、4番星野の3ポイントが決まり始める。鹿沼東は4番高橋、5番高村の個人技に頼らざるを得ず、苦しい展開。柏の8点リードで前半を折り返す。
 第3Qに入ると鹿沼は3−2、2−1−2,1−3−1とディフェンスを目まぐるしく変化させ、徐々にリズムをつかむ。オフェンスではインサイドへ切れこむコンビネーションプレーが出始め、鹿沼ペースで試合が進んだ。一方柏はインサイドをゾーンディフェンスで封じられた上に4番星野にファールがかさみ4点差まで追い上げられる。
 第4Qも鹿沼がゾーンディフェンスでリズムをつかみ、9番木村、4番高橋の3ポイントで追い上げるが、柏は要所で5番太田がリバウンドを支配し、途中出場の11番楯が勝負所で確実に3ポイントを沈め、リードを許さない。
 残り12秒、3点差の場面で5番大田が3秒バイオレーションを犯し、鹿沼は最後のチャンスを得るが、柏のマンツーマンディフェンスの前にシュートまでいたらず、試合終了。
 鹿沼東は優れた個人技、スピード、そしてバリエーション豊富なディフェンスで柏を苦しめたが、結局は高さ、そして組織力で上回る柏が押し切ったゲームであった。

市立柏
4番星野8R、5番太田26P・9R、7番青木16P(3P4本)、8番清水(3P3)

鹿沼東
4番高崎22P・8R、5番高村11P・9R、7番野崎11P、8番松枝19P

第2日目(5/4)第4試合

新潟商業高校80161465小林高校
2218
2318
1915

| 個人データ | スコアシート |

 第1Q両チームとも3Pでの立ち上がりであったが、両チーム得点が10点台そこそことディフェンスが先行したかたちのゲーム展開となった。
 第2Q新潟商業12番緑ゴール下シュートを先制に新潟商業が流れをつかむ。対する小林は、9番猪崎のチャージング、リバウンド時のファールなど、ミスが続き得点が中々できなかった。残り7分47秒までに新潟商業は18番小沢がゴール下のバスケットカウントを決めるなど逆転に成功、小林はたまらずタイムアウトを取り、流れをもどそうとした。結果、小林12番小林の3P・9番猪崎のミドルシュート・6番山下の3Pと連続で得点を決めることに成功した。しかし、流れを完全につかみきれず、新潟商業に速攻を決められて、前半は新潟商業38P・小林32Pで終了した。
 第3Q小林は10番小松、5番楠本の連続ミドルシュートで先制するものの、新潟商業の4番熊倉のバスケットカウントや速攻を止めることができず50対38と点差が広がり、流れは前半から引き続き新潟商業がつかむ。小林はタイムアウトで流れを変えようとするものの、新潟商業の勢いはとまらず、中盤まで新潟ペースで進む。しかし、終盤新潟商業がミスを連続し小林の追い上げをゆるし61対50で終了。
 第4Qも出だしは新潟商業がペースを先につかんだ。中盤新潟商業のミスに小林は追い上げを展開するものの、小林のダブルチームがうまくいかない隙を突かれ、新潟商業は再度速攻や3Pなどで、点差を広げ80対65で試合が終了した。

新潟商業
4番熊倉24P・8R、5番阿部12P、11番斎藤15P、12番緑8R、14番田村14P、18番小沢11P

小林
6番山下11P、9番猪崎12P、10番小松8R、11番吉田13P・8R、12番小林19P

第2日目(5/4)第5試合

鹿沼東高校871833110三一商業高校
2225
1527
3225

| 個人データ | スコアシート |

 鹿沼東はマンツーマンディフェンス。対する三一商業は1−3−1のゾーンディフェンスでスタートした。
 開始早々、三一商業はインターセプトから11番パクユーヨンの速攻、5番チョンウィハンの3Pシュート等で次々に得点を重ね、0−10と鹿沼東をつきはなす。鹿沼東は、たまらずタイムアウトを取るものの、パスが思うようにつながらず攻めの糸口がみつからない。その後も三一商業はインターセプトからの13番ハースンチンのポストプレー、11番パクユーヨンの速攻で鹿沼東をつきはなす。第1Q残り6分で2−19、三一商業はタイムアウトからメンバーをいっそう。鹿沼東は、4番高崎のポストプレー、3Pで応戦するが、結局40対58で三一商業18点リードで前半終了となった。
 後半、第3Q三一商業13番ハースンチンが再びコートに立ち、ポストを占領。鹿沼東は4番高崎、5番高村がインサイドで頑張るもの、三一商業13番ハースンチンのシュートブロックからの速攻、5番チョンウィハンの3P等でさらに得点を重ねる。最終第4Qから、鹿沼東は4番高崎、5番高村のポストプレーで応戦。残り4分から鹿沼東はオールコートのゾーンプレスに切りかえ、三一商業のミスから5番高村、6番高橋のドライブインで得点を重ねるが、シュート能力で勝る三一商業が87対110の勝利でゲーム終了。

鹿沼東
4番高崎32P、5番高村23P、7番野崎10P

三一商業
9番ペヨンホ12P、11番パクウーヨン12P、12番アンソンスー11P、15番ジューソンボン10P、21番ユーヒーソン17P

第2日目(5/4)第6試合

小林高校65231982市立柏高校
2520
619
1124

| 個人データ | スコアシート |

 第1Q市立柏はマンツーマンディフェンス、小林は2−3のゾーンディフェンスでスタート。市立柏は5番太田を中心とした攻めで連続して得点をするが、マンツーマンディフェンスが裏目にでて、小林の速いカットインに対応できず試合の流れは小林に傾いた。市立柏は無理なシュートを打たされ、第2Qにうまく得点できず、前半が終わって48対39と小林がリードした。
 後半両チームともディフェンスを変え小林はマンツーマンディフェンス、市立柏は2−3のゾーンディフェンスで開始した。市立柏のゾーンディフェンスによってカットインを封じられた小林は24秒オーバータイムを繰り返し、第3Q開始より7分半経過するまで得点ができず、3Pの入りだした市立柏に猛追撃され、第3Q終了時には54対58と市立柏が4点ビハインドとなる逆転劇を展開された。第4Qに入っても市立柏はハーフからの強力なディフェンスを続け、カットインを封じられた小林は、必要のないファールとターンオーバーをも繰り返し、自分たちのチャンスをもつぶす展開となった。
一方、ディフェンスからのペースをつかんだ市立柏は、センターの5番太田を中心とした機能的なオフェンスが成功し、第3・4Qの流れをつかみ終わってみれば、65対82で市立柏が前半のビハインドをひっくり返す逆転勝利を収めた。

小林
11番吉田30P

市立柏
5番太田26P・11R、6番福島11P、7番青木17P、8番10P

第2日目(5/4)第7試合

能代工業高校130392183新潟商業高校
3219
1627
4316

| 個人データ | スコアシート |

 能代工業は2−2−1オールコートプレスから2―3のゾーンディフェンス、新潟商業はマンツーマンディフェンスでスタートした。
 第1Q開始草々8番富田・7番内海・9番高橋がシュートを次々と決め、10−0と早くもリードした。新潟商業は、4番熊倉がゴールしたで頑張り、ようやく得点を入れた。2分過ぎには、12番緑の3P、5番阿部がスティールからレイアップシュートを決め、10−7と差を一気につめ始めた。一方、能代工業は9番高橋がアウトサイド、5番高久がインサイドとバランス良く攻撃し、5分過ぎには、20−11と再び話しはじめた。ここで、新潟商業がタイムアウト。タイムアウト後、新潟商業11番斎藤が3Pを決めるが、能代工業は、テンポの良い攻撃で得点を重ねていき、第1Q39−21と能代工業大量リードで終了した。
 第2Q7番内海の3P・5番高久のインサイドが次々と決まり、得点を重ねていき、5分過ぎには59−26とリードをさらに広げた。能代工業は、ここで1年生の13番宮城・14番二田・15番梅津が出場する。新潟商業は、4番熊倉・14番田村らがゴール下から得点するが71−40で第2Q終了した。
 第3Q能代工業は、1・2年生主体のチームで臨んだ。新潟商業は3―2のゾーンディフェンスでインサイドを固め、リバウンドを支配し、徐々に点差をつめはじめた。アウトサイドの3Pも決まりだし、リズムに乗りはじめる。第3Q終わったところで87−67と新潟商業が10点点差をつめた。
 第4Q能代工業は、スタートのメンバーに戻し、相手にプレッシャーをかけた。スピードあふれるプレーで再びリードを広げた。新潟商業は、5番阿部の3Pが単発で決まるが、ボール運びでミスが目立ち思うように得点することができない。終了間際には、5番高久のダンクシュートがでるなどし130−83で、能代工業の圧勝であった。
 普段の練習で培われた5人の息の合ったプレーが印象に残るゲームであった。

能代工業
5番高久26P・8R、7番内海32P・7R、8番富田30P、9番高橋25P

新潟商業
4番熊倉22P、5番阿部23P、11番斎藤10P、14番田村19P・10R