■NOSHIRO CUP 2002 on web■

■試合結果(第1日目)

第1日目(5/3)第1試合

小林高校56102079能代工業高校
1323
1817
1816

| 個人データ | スコアシート |

 スターティングメンバー能代工(4)(5)(7)(8)(9)は伝統のゾーンプレス、小林(5)(9)(10)(11)(12)はプレッシャーの厳しいマンツーマンディフェンスでスタート。
 能代工(7)内海が先取点を決めるも、小林(9)猪崎がカットインで対抗。その後能代工は(5)高久がインサイドでカットイン・ジャンプシュート、アウトサイドプレイヤーへのアシストパス等、縦横無尽の活躍。ディフェンスでも小林のゴール下をシャットアウト。小林は(11)吉田のジャンプシュートが単発に決まるだけで、結局第1Qは20-10で能代工がリードを奪う。
 第2Q能代工は(6)土崎、(12)柴田を投入。(6)土崎のリバウンドから(12)柴田がつなぎ(5)高久がダンクシュートを決め能代工のペースに。そしてディフェンスでも今まで以上にプレッシャーをかけ簡単に得点を許さず、43-23とリードを広げ前半を終了。
 前半流れをつかめずに苦しんだ小林はデフェンスでプレッシャーをかけペースを引き戻そうとするが、シュートが決まらず、苦しい展開が続く。能代もリズムは良くないものの、20点差を縮めさせず、61-40と能代工リードで第3Q終了。
 第4Q、両チームともリズムが悪く、自分たちのバスケットができない状態が続く。小林は能代工の1・2年の若いメンバーに対し、厳しくプレッシャーをかけ得点するものの、76-59で能代工が追撃を振り切った。
 オープニングゲームのせいか、少々固さが見られる試合だった。

能代工
(5)高久16P・8R、(6)土崎7R、(7)内海15P(3P3本)・10R、(8)富田11P(3P3本)、(9)高橋14P(3P4本)、(12)柴田10P(3P2本)

小林
(5)楠本12P(3P2本)、(6)山下13P・6R

第1日目(5/3)第2試合

市立柏高校932628118三一商業高校
2129
2228
2433

| 個人データ | スコアシート |

 高さを武器とするチーム同士の対戦だけに、センターを軸とした攻撃に注目が集まる一戦。
 三一商業2−1−2のゾーン、市立柏ハーフマンツーでスタート。試合開始直後、三一商業はファールをもらいフリースローで得点。対する市立柏は7番青木の2連続3Pシュートや速攻で得点を重ねる。第1Qは両チームともリズムがつかめないまま終了。
 第2Qでは三一商業が11番パクウーヨンを中心に3P、ドライブイン、センタープレイと多様な攻撃をみせ徐々に点差を広げる。しかし市立柏もジャンプシュートやゴール下で得点を加えリズムを取り戻したかと思われたが、肝心なところでミスが生じなかなか追い上げることができず、前半を47−57と三一商業に10点のリードを許す。
 後半にはいると三一商業がテンポのよいシュートで試合を展開する。今大会最長身の13番ハースンチンをうまく使い、インサイド、アウトサイドから得点を重ね20点のリードを奪う。市立柏はディフェンスをオールコートマンツーに切り換え巻き返しをはかるが、三一商業のスピードと粘り強いプレイに得点チャンスを阻まれる。
 結局118−93で三一商業が勝利。
 この試合では、三一商業13番ハースンチンがダンクシュート、ブロックショットで会場をわかせた。また、11番パクウーヨンの鋭い攻めにも注目が集まった。

三一商業
5番チョンウィハン21P、10番ペュクチュイック18P、11番パクウーヨン40P(3P6本)・6R・5A、13番ハースンチン15P

市立柏
5番太田28P・8R、7番青木34P(3P6本)・14A、9番小野寺10P

第1日目(5/3)第3試合

新潟商業高校94222975鹿沼東高校
1918
245
2923

| 個人データ | スコアシート |

 新潟商業、鹿沼東両チームともマンツーマンディフェンスでスタート。
 開始早々鹿沼東4番高崎が3Pを決める。その後8番松枝の鋭いドライブインで得点を重ね主導権を握る。対する新潟商業は11番斎藤が果敢にゴールを狙い得点するものの、鹿沼東の厳しいディフェンスにより単調な攻めになってしまい、22−29と第1Q7点のリードを許す。
 第2Qに入り、鹿沼東は早いパス回しと動きのある攻めで3Pシュートを次々と決める。アウトサイドの鹿沼東に対して新潟商業はインサイド・ゴール下で粘り食い下がり、前半を41−47鹿沼東に6点のリードを許す。
 後半開始早々、新潟商業14番田村、4番熊倉のシュートで逆転に成功。その後もセンターにボールを集め得点を重ねていく。オフェンスの歯車がうまくかみ合いだした新潟商業は、リバウンドを制し、速攻も出始めた。第3Qは鹿沼東を5点に抑え、試合の流れを一転させた。
 第4Q、鹿沼東はオールコートゾーンプレスで巻き返しをはかるが新潟商業の勢いは止まらず、94−75で新潟商業が初戦を飾った。
 この一戦は第3Qにリバウンド、ルーズボールをしつこく粘った新潟商業が相手のリズムを崩したのが勝因となった。

新潟商業
4番熊倉24P・10R、5番阿部12P(3P2本)、11番斎藤27P・13R、13番緑14P・8R、14番田村17P・9R

鹿沼東
4番高崎25P(3P4本)、6番青木12P・9R、8番松枝20P(3P4本)

第1日目(5/3)第4試合

三一商業高校139371284小林高校
3918
3322
3032

| 個人データ | スコアシート |

 三一商業1−3−1ゾーンディフェンス、小林ハーフコートマンツーでスタート。
 開始早々、三一商業11番パクウーヨンが2本の3Pを決め先制する。対する小林は9番猪崎のジャンプシュートや速攻で応戦、引き離されまいと踏ん張る。しかし、三一商業13番ハースンチンの高さを意識してか中を攻め込むことが出来ず、リズムがつかめない。そこを付け入るように三一商業はガード陣が鮮やかな3Pやドライブインを次々と決め小林のディフェンスをかきまわす。また、リバウンドを支配し第1Qを35−12とリードして終える。
 三一商業は第1Q終盤から13番ハースンチンを下げ、マンツーマンディフェンスにチェンジしていたが、第2Q以降もその布陣。序盤は互いにミスが目立ったが、次第に三一商業のシュートが決まりだし、11番パクウーヨンや22番ユンスンシックを中心に7本の3P、また、速攻などでリードを広げる。ディフェンスではチャージングを奪うなど、小林に思うようなプレイをさせず、70−30とし40点リードで前半を終了。
 後半、小林は気持ちを切り換え、速攻や10番小松のゴール下など果敢に攻め込む。また、ボールへの執着心を見せ、相手ボールを奪取。しかし、詰めの甘さが目立ち、反撃の糸口をつかむところまでには至らない。一方、三一商業は速攻や外角シュートなどで得点を挙げながら前半のリードを守り切った。
 最長身者が190cmと今大会参加チームではもっとも低く、厳しいチームディフェンスを持ち味とする小林が、218cmの長身センター13番ハースンチンを有する三一商業にどう挑むかが期待された一戦であったが、三一商業のガード陣の素早く正確な動きと高い技術力が、小林のディフェンスを上回り勝敗を決めたゲームだった。

三一商業
4番ホンソンウ22P(3P3本)、11番パクウーヨン21P(3P7本)、21番ユーヒーソン15P

小林
5番高橋15P

第1日目(5/3)第5試合

能代工業高校129302287市立柏高校
2818
3531
3616

| 個人データ | スコアシート |

 能代工業オールコートゾーンプレス、市立柏マンツーマンでスタート。
 出だし、市立柏7番青木の3Pで先制するが、能代工も8番富田の3Pで応戦する。 その後、市立柏は5番太田がインサイドやゴール下で確実に加点。序盤は一進一退の攻 防が続く。しかし、プレスでの当たりを厳しく続けていた能代工が徐々に流れをつかみ 始め試合の主導権を握る。
 第2Q開始早々市立柏は5番太田が4つ目のファールを犯しベンチに下がると、能代 工はさらに当たりを強くし、持ち味である早い展開の攻撃でジリジリと点差を広げてい く。市立柏も7番青木、8番清水の3Pなどで追い上げるが、終了間際に速攻で加点し た能代工が58−40とリードして前半を終了。
 後半、両チームとも攻撃のリズムが早くなり、点の取り合いとなる。8番富田のジャ ンプシュートやカットインなどで得点を重ねる能代工に対し、市立柏も8番清水、12 番朝倉の3Pなどで追い上げをはかり、一時61−73まで詰め寄る。しかし、能代工 はゾーンプレスからのパスカットやルーズボール、リバウンドで優位に立ち、速攻で確 実に加点。流れを一気に引き寄せ、結局129−87で勝利した。
 能代工の伝統であるオールコートゾーンプレスからの速攻が目立った試合であった。

能代工業
5番高久30P・12R、7番内海27P・17R、8番富田23P、9番高橋28P(3P6本)・9R

市立柏
5番太田7R、7番青木19P(3P5本)、8番清水17P(3P3本)、12番朝倉16p(3P2本)

| RESULT | TEAM | BBS | LINK |