■NOSHIRO CUP 2003 web■

このページは能代市バスケットボール協会による 第16回能代カップ(NOSHIRO CUP 2003)の試合結果を掲載しています

■試合結果速報

| 第1日目 | 第2日目 | 第3日目 | トータル |

第1日目

静岡選抜 第1日目第1試合 能代工業

 第16回能代カップの開幕戦は、連覇を狙う地元能代工業と、今年の国体開催地である静岡県選抜との対戦となった。

 能代工業はオールコートプレスから2-1-2ゾーン、静岡はマンツーマンでスタート。序盤は両チームとも硬さからかシュートが決まらず、静かな立ち上がりとなる。開始2分過ぎ、能代工(9)宮城が3ポイントを決めると、立て続けにアシストを決めてチームをリードする。一方静岡はアウトサイドシュートが決まらずオフェンスのリズムをつかめないが、(4)菅川のインサイドプレイ、ドライブインで食い下がる。1Q中盤に入り、能代工のプレスディフェンスに静岡がターンオーバーを繰り返すが、能代工もシュートが決まらず突き放せない。ディフェンスで激しいプレッシャーをかけ続けた静岡が徐々に追い上げ、残り2分で逆転に成功するが、終了間際に能代工は(9)宮城のジャンプシュート、(7)北向のドライブインで再度逆転し、2点差で1Qを終えた。

 2Qに入っても両チームの激しいディフェンスで一進一退の攻防が続く。能代工は(9)宮城の3ポイント、(10)二田のポストプレイで加点し、静岡は(4)菅川のドライブイン、(5)石谷のアウトサイドシュートで対抗する。僅差のまま前半が終了するかと思われたが、終盤疲れの見えた静岡の隙を突き、(4)高橋のスティール、(7)北向の遠距離からの3ポイントなどで能代工が立て続けに加点し、10点差で前半を終えた。

 後半になると能代工の速攻が決まり始め、速いゲーム展開の能代工ペースとなる。3分過ぎに能代工は1年生の(14)信平を投入するが、ステップイン、ジャンプシュートで次々と得点し、期待に応える。一方静岡は能代工の巧みなスティールの前にインサイドにボールが入らず、オフェンスが単調になり始め、3Q終了時には20点差がついてしまう。

 4Qに入っても速い展開が続き、能代工はスティールからの速攻を中心に加点する。静岡もオフェンスリバウンドとアウトサイドシュートで健闘するが、点差は詰まらず、結局(64)―(86)で能代工が開幕戦を飾った。

 初戦ということでやや硬さの見られた能代工だったが、終始ディフェンス力、ルーズボールで上回り、危なげない勝利を収めた。一方の静岡も、選抜チームながら、パスワーク、チームディフェンスとよくまとまっており、国体に向けて強化の跡がうかがえた。

担当者:糸井 大輔
所属:能代市バスケットボール協会

20 1st 22
12 2nd 20
11 3rd 23
21 4th 21
64 total 86
スコアシート
新潟商業 第1日目第2試合 広島商業

 序盤は新潟商ペースの展開、7番田村選手のゴール下などで着実に加点していった。一方広島商は、オールコートの2-2-1ディフェンスからリズムをつくり、徐々に広島商が調子を上げていった。第1Qは、33-26と広島商が追い上げた形となった。

 第2Qは、お互いスローペースだが、新潟商が押しぎみに試合を進めていった。広島商は、ディフェンスからの流れを引き寄せたい所。

スコア(新潟商15-11広島商)と新潟商が有利であった。

 第3Qは、第2Qと違ってアップテンポな試合運び、新潟商11番佐々木、5番緑のゴール下でのプレーに押され、広島商がまだ苦しい状態だった。だが、広島商も6番林の速攻や3pなどで追い上げる展開となった。広島商のオールコートディフェンスも少しずつしり上がりに調子が良くなっていった。

スコア(新潟商28-23広島商)

 最終第4Q、広島商が8番北川の連続ショットなどで、徐々に良くなってきた。2-2-1のディフェンスも激しくなり、広島商7番山城の連続ゴールで残り2分40秒に逆転に成功、そのまま一気に流れを広島商へもっていく状態になった。

スコア(新潟商10-35広島商)

トータルスコア(新潟商86-95広島商)で広島商の逆転勝利に終わった。

担当者:梅田 尚洋
所属:能代市バスケットボール協会

33 1st 26
15 2nd 11
26 3rd 23
9 4th 35
83 total 95
スコアシート
愛知産大工 第1日目第3試合 静岡選抜

 両チーム共にマンツーマンディフェンスでスタート。

 第1Q静岡選抜は開始早々199cmの14番チョのゴール下で先制。その後も14番チョにボールを集め、ゲームは静岡14番 と愛知17番嶋田197cmの対決になると思われた。しかし、5分までに両チーム共長身センターをベンチに下げる。愛知は各プレイヤーが果敢に1on1を狙い、それに合わせるプレイを試みるが、なかなかシュートが決まらない。一方、静岡は、リバウンドからの速攻を次々と決め、20-10と主導権を握った。

 第2Q目も静岡は速攻や4番菅川のインサイドを中心としたプレイで着実に得点をあげていき、5分で17点差とする。しかし、そこから愛知は9番古本が得点を重ね、また2Q途中から戻った17番嶋田がゴール下でふんばりを見せる。2Q目だけを見ると互角の展開だったが、11点差で前半を終える。

 第3Q、愛知はディフェンスのプレッシャーを増し相手のミスを誘うなどして反撃の糸口をつかもうとする。しかし、オフェンスで確実な攻め手を欠き、ファールをもらってのフリースローの得点が加点されていくばかりとなる。静岡は3Q始め、やや相手ディフェンスのプレッシャーに苦しんだものの、次第に自分たちのオフェンスを取り戻し、4番菅川のゴール下5番石谷・9番田中のジャンプシュートなどそれぞれが持ち味を出し点差を20点に広げた。

 第4Q、愛知の17番嶋田のゴール下、4番渡辺が3pを決めるが流れは変わらない。静岡はメンバー交代の余裕を見せて勝利を収めた。

担当者:笹村 洋子
所属:能代市バスケットボール協会

10 1st 20
21 2nd 22
16 3rd 24
27 4th 18
74 total 84
スコアシート
酒田商業 第1日目第4試合 能代商業

 

12 1st 16
20 2nd 16
24 3rd 8
19 4th 30
75 total 70
スコアシート
霞ヶ浦 第1日目第5試合 愛知産大工

 両チーム、ハーフマンツーでスタート。立ち上がり、スローペースの展開となるが、共にリズムを掴めずシュートが決まらない。開始3分過ぎにゲームが動きだす。愛産大工(5)古橋のカットイン、(4)渡辺のジャンプシュートなどで加点すると、霞ヶ浦も(13)張の3P、(4)村松のカットインなどで対抗する。第1Q、18対14の愛産大工リード。

 第2Q、共にハーフマンツーでスタート。愛産大工(7)鈴木が3Pを決めると、霞ヶ浦(14)鈴木(13)張も3Pで対抗する。。その後も一進一退の攻防が続き、34対33の愛産大工が1点リードで前半を折り返す。

 第3Q、霞ヶ浦(13)張と(14)鈴木の3Pが連続で決まりだし、残り5分には46対44と逆転に成功。しかし愛産大工(5)古橋もすぐにカットインを決め再逆転する。その後、愛産大工はミドルシュートやフリースローなどでも加点し、56対53の愛産大工リードで最終Qを向かえる。

 第4Q開始早々、霞ヶ浦(4)村松のカットイン・3Pでたちまち逆転。しかし愛産大工も(4)渡辺のカットインがバスケットカウント1スローとなり再逆転する。その後もシーソーゲームの展開が続き、残り時間22秒、66対67の1点ビハインドの霞ヶ浦がタイムアウトをとり勝負をかける。その後、霞ヶ浦はオールコートでプレッシャーをかけ、ダブルチームから相手のパスを霞ヶ浦(11)星野がインターセプトし、そのままレイアップシュートを沈め、残り時間13秒で逆転に成功。最後の最後までもつれたゲームを68対67で霞ヶ浦が制した。

担当者:三浦 卓也
所属:能代市バスケットボール協会

14 1st 18
19 2nd 16
20 3rd 22
15 4th 11
68 total 67
スコアシート
能代工業 第1日目第6試合 新潟商業

 前年度優勝の能代工業と、第12回大会優勝の新潟商業の試合は超満員の観客に見守られトスアップ。

 両チームとも本日2試合目とあって序盤から動きの激しいディフェンスを展開する。互いにミスが出るものの、能代工業は(4)高橋の2本のスティールを得点に結びつけ10-2とリードを奪う。パスが上手く回らない新潟商業は4分過ぎたところでタイムアウトを要求し立て直しを図るが、能代工業(9)宮城、(4)高橋に3Pを決められリードを広げられてしまう。新潟商業は(5)緑が連続得点で粘りをみせるものの、26-15と能代工業がリードして第1Qを終了。

 第2Q、能代工業スターターに(5)吉田、(8)富田の両3年生を起用。3ガードでディフェンスのプレッシャーを更に厳しくする。(9)宮城の巧みなドリブルから(10)二田へのアシストが小気味よく決まり、点差はさらに広がる。新潟商業はタイムアウトを請求し指示を出すものの、能代工業の勢いを止めることができず!新潟商業を6分間ノーゴールに抑えた能代工業が62-19と大量リードで前半終了。

 第3Q能代工業の流れをシャットダウンしたい新潟商業はファールを恐がらずにしつこいディフェンスをみせる。(11)佐々木、(12)小沢得点し、踏ん張りをみせるものの、追撃には及ばず。能代工業は(5)吉田・(6)菊沢・(8)富田の3年生に、(13)斉藤・(14)信平1年生コンビがオールコートでのびのびプレイ。頼もしいプレイを見せてくれた。

 最終Qに入り、新潟商業(13)店橋・(15)斉藤といったスピードのあるガードを起用し、(7)田村もゴール下で粘りを見せ本来のリズムが出てくるも、大量のリードを覆すまでは至らず。能代工業が伝統の走るバスケットボールを展開し、113-52と宿敵新潟商業を下した。

担当者:荒川 徹
所属:能代市バスケットボール協会

26 1st 15
36 2nd 4
25 3rd 18
26 4th 15
113 total 52
スコアシート

ミニバスケットボール第1日目結果(jpg)

その1 その2 その3 その4


第2日目

広島商業 第2日目第1試合 霞ヶ浦

 第1Q、両チーム共ハーフコートマンツーマンディフェンスでスタート。かたさの見られる広島商に対し霞ヶ浦は、6番樋本の3pや13番張のゴール下などで得点。残り6分広島商はディフェンスをオールコートに変える。リズムが出てきた広島商は6番林のドライブインや8番北川の3pなどで追い上げシーソーゲームになった。

 第2Q、霞ヶ浦はリバウンドを支配して優位に立つも外角のシュートが決まらず、一方の広島商も決め手に欠き、前半は(広島商 39-42 霞ヶ浦)と霞ヶ浦が3点リードで折り返した。

 第3Q、霞ヶ浦の外角シュートが決まりだし、点差が徐々に広がる。残り5分、霞ヶ浦11番星野のドライブインが決まり、(広島商 55-39 霞ヶ浦)と16点差になったところで、広島商ベンチがタイムアウトを要求。流れを変えようとするが点差は縮まらず(広島商 65-47 霞ヶ浦)と18点差で第3Q終了。

 第4Q、広島商はディフェンスのあたりを強くして応戦するが展開は変わらず結局19点差で霞ヶ浦が勝利した。

担当者:安井 正志
所属:能代市バスケットボール協会

21 1st 23
18 2nd 19
8 3rd 23
20 4th 21
67 total 86
スコアシート
新潟商業 第2日目第2試合 静岡選抜

 互いにマンツーマンディフェンスでスタート。新潟商業は立ち上がりから(12)小沢がドライブイン、ジャンプシュート、速攻と次々に得点を挙げ、先行する。一方の静岡は、インサイドを固める新潟商のディフェンスに対して(9)田中、(5)石谷の3ポイントで食い下がる。5分過ぎから、新潟商は素早いトランジションからの速攻を次々と決め、一気に差を広げる。  2Qに入っても新潟商のスピード対静岡のアウトサイドという戦況が続くが、5分過ぎに新潟商のオフェンスがやや単調になると、静岡は(5)石谷のドライブイン、(4)菅川のオフェンスリバウンドからのシュートなどでじわじわと点差を縮め、5点差まで追い上げたところで新潟商はたまらずタイムアウトを要求する。しかしこのタイムアウトをきっかけに再びゲームの流れは新潟商に傾き、(5)緑のフェイドアウェイシュート、(11)佐々木の3ポイント、ドライブイン、そしてバック・ザ・ビハインドパスでのアシストなど、優れた個人技を見せ、2Q終了時のスコアは51-37と新潟商の14点リードとなった。  3Qに入ると静岡は(5)石谷が立て続けに得点し、(4)菅川の速攻、(15)原のオフェンスリバウンドからのシュートなどで再び差を縮め始めるが、新潟商も勝負どころでゴール下に鋭いアシストパスを通す。残り時間わずかとなったところで静岡は(11)高橋がバスケットカウントを決めて10点差とする。更に(4)菅川が残り1秒でファウルからフリースローのチャンスを得る。一桁の得点差で終えたい静岡は、2本のフリースローを確実に沈め、8点差で最終クォーターに突入することとなった。  4Qに入ると静岡は(5)石谷の3ポイント、ポストプレイなどで追いすがる。一方の新潟商は、プレッシャーを強めた静岡のディフェンスの前に苦しいシュートが目立ち始め、残り5分となったところで、静岡が(5)石谷の3ポイントでついに74-―72と逆転に成功する。しかしゲームはそこから膠着状態が続き、約3分間両チーム無得点が続く。残り3分でタイムアウトがあり、そこから再び試合の流れが新潟商に傾く。新潟商は(11)佐々木のゴール下での合わせ、そして3ポイントで残り1:30で再びリードを奪い返し、更にディフェンスのプレッシャーを増す。静岡も最後まで粘ったものの、最終的に1点差で新潟商の辛勝となった。  新潟商は個々の能力、スピードに優れ、勝負どころで畳み掛ける強さがあった。一方敗れた静岡選抜も高校生らしいひたむきなプレイが観客に爽やかな印象を残した。
担当者:糸井 大輔
所属:能代市バスケットボール協会

27 1st 17
24 2nd 20
17 3rd 23
13 4th 20
81 total 80
スコアシート
盛岡白百合 第2日目第3試合 能代北

 

17 1st 21
15 2nd 24
10 3rd 25
22 4th 18
64 total 88
スコアシート
静岡選抜 第2日目第4試合 広島商業

 第1Q、出だし広島商8番北川の3p・6番林のジャンプシュートで流れをつかんだように見えた。しかし、第1Q終盤に静岡4番菅川の粘り強いゴール下、5番石谷の連続3pなどで残り30秒で1点差まで追い上げた。

スコアは(静岡選抜 23-24 広島商)である。

 第2Q、両者一進一退の攻防が続く、第1Qと同様要所での静岡4番菅川のゴール下、広島6番林のジャンプシュートで両者譲らず。

スコアは(静岡選抜 25-22 広島商)である。

 第3Q、やや静岡選抜優勢に見えるが、広島5番中川のドライブや3pで盛り返し、スコアは(静岡選抜 20-21 広島商)である。

 (静岡選抜 68-67 広島商)でむかえた第4Q、広島7番山城の3pやドライブで一気に流れをつかみたいところだが、静岡9番田中の3p等で応戦。残り2分静岡5番石谷の3pで勝負あり、結局この第4Q(静岡選抜 21-17 広島商)でトータル(静岡選抜 89-84 広島商)で決着がついたが、一進一退の好ゲームであった。

担当者:梅田 尚洋
所属:能代市バスケットボール協会

23 1st 24
25 2nd 22
20 3rd 21
21 4th 17
89 total 84
スコアシート
霞ヶ浦 第2日目第5試合 新潟商業

 両チームともマンツーマンディフェンスでスタート。序盤からお互いに激しいプレッシャーをかけ、開始3分経過後も得点はフリースローによる1点だけというロースコアの展開となるが、そこから徐々にゲームが動き始める。新潟商は(12)小沢、(4)斉藤のジャンプシュートが決まり、(5)緑がゴール下で踏ん張りを見せる。一方の霞ヶ浦は残り3分を切ったところから今大会屈指のシューター(13)張が立て続けに3ポイントを決めて逆転、16-12の4点リードで1Qを終えた。

 2Qに入ると新潟商は(5)緑のインサイドを中心に着々と得点を重ねる一方、霞ヶ浦は3ポイントばかりのやや淡白なオフェンスとなる。4分を経過するところで新潟商が逆転に成功し、点差が5点まで開いたところで霞ヶ浦はタイムアウトを取って建て直しを図る。しかし新潟商は攻撃の手を緩めずに更にインサイドを攻め続け、33対25の8点リードで2Qが終了する。

 3Qに入っても新潟商ペースが続き、(4)斉藤、(11)佐々木、(5)緑の3ポイントが次々と決まり、(7)田村がゴール下や(11)佐々木のバックドアカットからのタップシュートなど、多彩な攻めを見せる。霞ヶ浦は引き続きインサイドを攻略できず、残り4分の段階で20点差のビハインドとなる。しかしそこから霞ヶ浦はディフェンスのプレッシャーを強め、(6)樋本の2本の3ポイントなどで追い上げ、55-41の14点差まで詰めたところで3Qが終了。

 4Qに入ると、霞ヶ浦は新潟商の虚を突いて2-2-1のプレスディフェンスを仕掛ける。巧みなトラップの前に新潟商はターンオーバーを繰り返し、霞ヶ浦は瞬く間に点差を縮める。霞ヶ浦は新潟商のロングパスをことごとくスティールして速攻につなげ、残り5分の時点でついに58-57と逆転に成功する。新潟商は4Qのこの時点まで(7)田村のフリースローによる2点だけと霞ヶ浦のプレスの前になす術がない。その後も霞ヶ浦(6)樋本の3ポイントが決まり一気に畳み掛けるかと思われたが、そこで新潟商(5)緑が起死回生の3ポイントを沈めて1点差とすると、新潟商は落ち着きを取り戻し始める。新潟商はガード陣がプレスの裏側のコーナーにパスを通し、(12)小沢、(7)田村のゴール下シュートにつなげる。そこからは一進一退のシーソーゲームとなるが、新潟商は終盤やや出足の鈍った霞ヶ浦のプレスディフェンスの裏を攻め続け、最後も(5)緑のアシストから(12)小沢のゴール下、(7)田村がレイアップを決めて72-67で激戦を征した。

担当者:糸井 大輔
所属:能代市バスケットボール協会

16 1st 12
9 2nd 21
16 3rd 22
26 4th 17
67 total 72
スコアシート
愛知産大工 第2日目第6試合 能代工業

 愛産大工ハーフコートマンツー、能代工2-2-1ゾーンプレスでスタート。立ち上がり、能代工は(10)二田のミドルシュート、(4)高橋の3Pで好スタートを切る。対する愛産大工は、能代工の激しいディフェンスに、(6)加藤のミドルシュート・3Pで対抗するもペースに持ち込めず、苦しい展開となる。愛産大工はタイムアウトをとりペースを取り戻そうとするが、能代工の素早い攻防に対応できず、18対9の能代工リードで第1Q終了。

 第2Q開始早々から能代工(9)宮城(7)北向の3Pが決まる。愛産大工も(9)古本のポストプレーと(4)渡辺のカットインなどで対抗するものの、能代工の攻撃は衰えることなく、ゲームは進んでいく。結局40対20のダブルスコア-で前半を折り返す。

 第3Q、能代工は(4)高橋の3P(11)畑澤の力強いインサイドで着々と加点する。愛産大工は(8)太田のミドルシュートなどが決まるもリズムに乗れないまま61対35の能代工リード。

 最終Q、愛産大工(7)鈴木の3P・ミドルシュートが立て続けに決まり、流れをつかみかけるが、能代工もスティールからの速攻など点差が詰らない。愛産大工は(6)加藤の3Pが連続で決まるがゲームアップ。86対61で能代工の勝利に終わる。愛産大工は自分たちのペースに持ち込めず、終始能代工ペースで進んだ。

担当者:三浦 卓也
所属:能代市バスケットボール協会

9 1st 18
11 2nd 22
15 3rd 21
26 4th 25
61 total 86
スコアシート

ミニバスケットボール第2日目結果(jpg)

その1 その2 その3 その4


第3日目

広島商業 第3日目第1試合 愛知産大工

 第1Q、広島商は(7)山城・(14)白石のゴール下やローポスト付近でのシュートで得点。一方愛産大は(9)古本のゴール下やミドルポスト付近でのジャンプシュート、(4)渡辺の3pやジャンプシュートで応戦。その後、愛産大のシュートが面白いように決まり、残り4分で(広島商 8-19 愛産大)。ここで広島商がタイムアウトを要求した。広島商は2-2-1のオールコートゾーンプレスでディフェンスのプレッシャーを強め反撃転じた。広島商(8)北川の3pやアシストで5点差まで追い上げ第1Qを終了した。

 第2Qは、流れをつかんだ広島商は、センター(14)白石・(8)北川、一方愛産大は、(4)渡辺のシュートを中心に一進一退の攻防が続き、愛産大は5点リードで前半を終了した。

 第3Qに入ると流れが一変した。広島商(5)中川・(7)山城のドリブルインやアシストが面白いように決まり、あっさり逆転した。さらに(14)白石の活躍で残り6分で(広島商 59-52 愛産大工)と広島商がリードした。ここで愛産大は(9)古本を投入。広島商(14)白石が4ファールでベンチに下がったことろで再び愛産大が流れをつかみ1点差まで追い上げた。

 第4Qは、愛産大(7)鈴木が3p3本を含む5連続シュートで広島商を逆転し、さらに7点差まで広げリードした。広島商は(14)白石の負傷、(8)北川が5ファールでベンチに下がりもはやこれまでかと思われたが、(7)山城の3p・(10)山崎の3pやドリブルインでシーソーゲームを制した。

 「身長差は動きでカバーできる」と「最後まであきらめなければなんとかなる」といったことを再認識させられる好ゲームであった。

担当者:長浜 中
所属:能代市バスケットボール協会

24 1st 30
19 2nd 18
21 3rd 15
24 4th 23
88 total 86
スコアシート
静岡選抜 第3日目第2試合 霞ヶ浦

 静岡県高校選抜は(14)チョ、霞ヶ浦は(13)張のともに中国出身の選手がスタートに名前を連ねるチームの戦いとなった。ディフェンスはともにマンツーマンのスローペースで試合がはじまった。立ち上がり霞ヶ浦は(4)村松(6)樋本の連続3Pでリードして試合を進めるが、静岡選抜も(9)田中のシュートで加点し、第1Q6分には13-13と同点に追いつく。その後一進一退の攻防で21-19の静岡選抜2点リードで第1Qを終えた。

 第2Qは静岡選抜(13)飯田のジャンプシュートからスタートし、さらに(5)石谷のドリブルインから(4)菅川への連続アシストパスなど多彩な攻撃で一歩リードする。これに対し霞ヶ浦は(12)鈴木(裕)(14)鈴木(雅)のコンビプレーなどで追いすがるが45-39の静岡選抜6点リードで前半を終えた。

 第3Qもやや静岡選抜ペースで試合が進む。(4)菅川のゴールしたなど確実に得点を重ねていくが、霞ヶ浦は相手のディフェンスをなかなか崩せずに思うように得点ができない。第3Q5分すぎには57-47と静岡選抜が10点リードし、その後も(5)石谷の3P、(11)高橋のジャンプシュートなどで得点し、70-53の17点リードで第3Qが終わる。

 第4Q、なんとか流れをつかみたい霞ヶ浦は(4)村松のジャンプシュートなどで得点するが、ともに固いディフェンスで互角の戦いとなる。第4Q5分すぎて互いに6点ずつ得点し76-59となる。ここからまたペースをつかんだのが静岡選抜で、(15)原のゴール下、速攻などで7分すぎには80-59となりここで霞ヶ浦ベンチはたまらずタイムアウトをとった。その後はお互いに決め手を欠いて得点できず結局80-59の21点リードで静岡選抜の勝利となった。

担当者:大山 正道
所属:能代市バスケットボール協会

21 1st 19
24 2nd 20
25 3rd 14
10 4th 6
80 total 59
スコアシート
能代工業 第3日目第3試合 広島商業

 第1Q、能代工業は2-2-1プレスから2-3ゾーンディフェンス、広島商はハーフコートマンツーマンディフェンスでスタート。立ち上がり両チームとも早い展開からシュートを打ち合うが、お互いに決まらず得点が伸び悩む。5分過ぎ広島商がタイムアウトを要求。しかし、タイムアウト後、得点を伸ばしたのは能代工業。(10)二田のゴール下・(7)北向の3Pで着々と得点を重ね、8分過ぎには10点差をつける。広島商も速攻を決めるが単発に終わり、(能代工業 25-13 広島商)で第1Qを終了した。

 第2Q、能代工業が先にペースを握る。2分までに速攻から(8)富田のジャンプシュート・(9)宮城の3Pなどで点差を広げる。しかし、ここから広島商の反撃が始まる。広島商(7)山城の3Pを皮切りに(5)中川・(10)山崎のシュートなどで4分過ぎには7点差まで詰め寄った。広島商ペースで試合が進むかと思われたが、能代工業(14)信平がオフェンスリバウンド、ゴール下で奮闘。広島商に傾きかけた流れを引き戻し、能代工業(7)北向・(9)宮城の3Pへとつなげ、前半を(能代工業 58-38 広島商)で折り返した。

 第3Q、能代工業が(7)北向の3P4本などで点差を一気に広げる。5分過ぎ点差が31点になったところで広島商がタイムアウト。ここから両チームともミスが目立ち得点が止まるが、終了間際、広島商(8)北川が3Pを2本決め、(能代工業 87-56 広島商)で第3Qを終了した。

 第4Q、広島商は(8)北川の3Pやパスカットからの得点で差を詰める。それに対し能代工業も(10)二田のゴール下などで対抗する。3分過ぎ、広島商がタイムアウトを要求した。ここから広島商はリバウンド、ルーズボールに粘りを見せ、(7)山城・(10)山崎・(8)北川の3P、(6)林の速攻などでみるみるうちに点差を縮め、8分過ぎには19点差とする。能代工業は思うようにリバウンドがとれず速攻が出せない。なおも広島商は残り30秒(5)中川がバスケットカウントを決め(能代工業 106-89 広島商)。流れを完全に引き寄せた広島商であったが、能代工業が第3Qまでのリードを守り切り、勝利を収めた。

担当者:金子 秀成
所属:能代市バスケットボール協会

25 1st 13
33 2nd 25
29 3rd 18
22 4th 33
109 total 89
スコアシート
愛知産大工 第3日目第4試合 新潟商業

 愛産大工(4)(5)(6)(7)(9)ハーフマンツーマンディフェンス、新潟商(4)(5)(7)(11)(12)同じくハーフマンツーマンディフェンスでスタート愛知(4)新潟(11)らがシュートを決めゲームが始まったが両校とも堅いディフェンスでなかなか得点を重ねることができない。第1Q8分すぎで11-12で新潟が1点リード、ここから愛知が(5)古橋がインサイドでがんばり逆転し、得点を伸ばしていく。新潟はなかなかシュートが決まらず22-17と愛知が5点リードして1Q終了。

 第2Q愛知(4)渡辺のドライブ(8)太田らがミドルシュートを決め、6分過ぎには32-22と10点リードとなる。その後もリズム良く攻め37-23と14点リードとなったところで新潟タイムアウト。タイムアウト後、愛知の得点が止まり、(6)渡辺の3P(11)佐々木のシュートで一気に追い上げる。結局37-33と愛知4点リードで折り返し。

 第3Q一進一退の攻防が続く。7分過ぎ、愛知(4)渡辺のシュートが決まり7点リードとなったところで新潟タイムアウト。愛知は(5)古橋がゴール下からのシュートを決めるなど着々と加点し、第3Q59-44と15点リードして終了。

 第4Qは一転して新潟の外角からのシュートが決まりだし、5分過ぎまでに65-63と一気に2点差まで詰め寄ったところで愛知がタイムアウト。新潟(7)田村のシュートが決まりついに65-65と追いつく。お互い1本ずつシュートを入れた後、新潟(7)田村(11)佐々木らがシュートを決め、(12)小沢がゴール下でファールをもらいながらゴール。

 最後15連続得点を上げ67-82と見事に逆転し新潟が勝利した。新潟の粘り強く戦う姿勢が勝利につながった。

担当者:畠山 雅樹
所属:能代市バスケットボール協会

22 1st 17
15 2nd 16
22 3rd 11
8 4th 38
67 total 82
スコアシート
霞ヶ浦 第3日目第5試合 能代工業

 能代工業2-2-1オールコートゾーンプレス、霞ヶ浦ハーフマンツーマンディフェンスでスタート。霞ヶ浦は(13)張の3Pを中心に攻撃するが、能代工業がディフェンスリバウンドを確実に奪取し、(10)二田の速攻、(13)宮城の3Pで4分過ぎには10-5とリードを奪う。霞ヶ浦はたまらずタイムアウトを請求。これが功を奏し、(13)張、(4)村松の3Pが決まりだしリズムをつかみ、残り4分逆転に成功、20-15の5点リードで第1Qを終了。

 第2Q、思い切りの良い3P、切れ味のあるカットインプレーが光り、霞ヶ浦がゲームの流れをつかむ。徐々に引き離される能代工業は、(11)畑澤のりバウンドから(7)北向・(10)二田の速攻で応戦するものの、霞ヶ浦の勢いを止めることができず27-40と13点のビハインドで前半を折り返す。

 第3Q、霞ヶ浦は(6)樋本の3P、(11)星野のドライブインなどで更に能代工業を苦しめる。能代工業は何とか点差を詰めようと3Pを試みるがなかなか決まらない。逆に霞ヶ浦は巧みなパスワークで能代工業のディフェンスを揺さぶりノーマークで3Pを次々と沈め、63-38と25点の大量リードで最終Qへ。

 第4Q、能代工業は気迫のこもったディフェンスから挽回を図るが、霞ヶ浦の徹底したハリーバックによりなかなか速攻を出すことができない。また、(4)高橋・(7)北向が3Pを放るも、霞ヶ浦の厳しいマンマークによりなかなか決まらない。対する霞ヶ浦はディレード気味のオフェンスで(6)樋本・(13)張が高確率でシュートを決めてゆく。今まで以上にプレッシャーをかけ巻き返しを図りたい能代工業だったが、霞ヶ浦のアウトサイド・インサイドを巧く使い分けたオフェンスが、能代工業のディフェンスを翻弄し、94-64と霞ヶ浦が30点差で最終戦を制した。

担当者:岩谷 修一
所属:能代市バスケットボール協会

20 1st 15
20 2nd 12
23 3rd 11
31 4th 26
94 total 64
スコアシート

ミニバスケットボール第3日目結果(jpg)

その1 その2


トータル

優勝 4勝1敗(勝ち点9) 能代工業高等学校 集計データ(Excel)
第2位 3勝2敗(勝ち点8)[得失点差+20] 静岡県高等学校選抜 集計データ(Excel)
第3位 3勝2敗(勝ち点8)[得失点差+6] 新潟商業高等学校 集計データ(Excel)
第4位 3勝2敗(勝ち点8)[得失点差-26] 霞ヶ浦高等学校 集計データ(Excel)
第5位 2勝3敗(勝ち点7) 広島県立広島商業高等学校 集計データ(Excel)
第6位 0勝5敗(勝ち点5) 愛知産業大学工業高等学校 集計データ(Excel)

優秀選手賞

能代工業高等学校 4 高橋 優
能代工業高等学校 9 宮城 徹
静岡県高等学校選抜 4 菅川 浩樹
静岡県高等学校選抜 5 石谷 優二
新潟商業高等学校 5 緑 信輔

敢闘賞

霞ヶ浦高等学校 4 村松 雄祐
広島商業高等学校 7 山城 大作
愛知産業大学工業高等学校 4 渡辺 善久

個人得点best5

1 117点 霞ヶ浦(13) 張 弸
2 105点 静岡選抜(5) 石谷 優二
3 97点 広島商業(7) 山城 大作
4 93点 新潟商業(11) 佐々木 龍郎
5 89点 静岡選抜(4) 菅川 浩樹
5 89点 能代工業(7) 北向 由樹

3Pシュートbest3

1 28本 霞ヶ浦(13) 張 弸
2 21本 能代工業(7) 北向 由樹
3 19本 静岡選抜(5) 石谷 優二

リバウンドbest3

1 63本(off.21/def.42) 広島商業(7) 山城 大作
2 61本(off.24/def.37) 能代工業(10) ニ田 洋志
3 55本(off.20/def.35) 静岡選抜(4) 菅川 浩樹

アシストbest3

1 27本 能代工業(9) 宮城 徹
2 18本 愛知産大工(6) 加藤 正路
3 16本 新潟商業(4) 斎藤 崇人
3 16本 霞ヶ浦(4) 村松 雄祐

■出場チーム紹介

男子女子
霞ヶ浦高等学校(茨城県)盛岡白百合学園高等学校(岩手県)
愛知産業大学工業高等学校(愛知県)山形県立酒田商業高等学校(山形県)
新潟県立新潟商業高等学校(新潟県)能代市立能代商業高等学校(秋田県)
広島県立広島商業高等学校(広島県)秋田県立能代高等学校(秋田県)
静岡県高等学校選抜(静岡県)秋田県立能代北高等学校(秋田県)
秋田県立能代工業高等学校(秋田県)

■掲示板

能代カップの感想など,ご自由にどうぞ →BBS

■関連リンク集

能代市バスケットボール協会
※大会期間外のメールは受け付ける保証がございません

このサイトの戦績データ・戦評等は電子データ・紙媒体を問わず転載自由とします.